【小田原style】前編：酒匂川サイクリングコースを走破してみた

静岡県と神奈川県を流れる二級河川の酒匂川沿いを快適にサイクリング

静岡県と神奈川県を流れる二級河川酒匂川の西側沿いにある「酒匂川サイクリングコース」。相模湾から3kmほど上流にある小田原側起点&終点から山北側起点&終点の片道約10km×２を電動アシスト自転車でゆっくりと走破してみました。

小田原側起点&終点から5ｋｍ地点までを前編で、5キロ地点からゴールとなる山北側起点&終点までを後編でお届けします。

東京から新幹線で約35分、自然豊かな小田原。自転車愛好家のサイクリングコース候補として、また、転勤や移住先候補としてのイメージの参考材料に。そして酒匂川サイクリングコース紹介を通じて小田原含む西湘エリアの雰囲気や魅力が伝われば幸いです。後編はこちら

※酒匂川サイクリングコースの利用時間は日の出から日没までです。ご利用の際は速度を落として譲り合いましょう。より雰囲気が伝わるよう、写真加工は最低限にとどめています。2022年9月下旬の情報です。昨今の社会情勢を鑑み、事前に各種公式サイト等でのご確認をお勧めします。

【序章】まずは起点に。国道255号「飯泉橋西」交差点から狩川管理橋を渡ると、そこは起点

台風に翻弄されたシルバーウィーク明けの2022年9月下旬、好天に恵まれたので酒匂川サイクリングコースにチャレンジ。まずは小田原側の起点&終点に。国道255号、酒匂川に架かる飯泉橋の南西側「飯泉橋西」交差点から小田急線の方角へ向かい、小田原市扇町クリーンセンターと多古しらさぎ会館の間へ。

扇町テニスコートを横目に、道なりに進むと狩川管理橋の手前に「酒匂川サイクリングコースガイド　CYCLING CORSE GUIDE」が前触れもなく出現。しばし確認…。橋を渡ると、そこは起点。散歩やジョギングを楽しまれている人や他のサイクリストに十分配慮しながら、いざスタート。

酒匂川サイクリングコース 小田原側起点付近の風景

【前半】小田原側起点～5km　ゆっくりと景色と歴史を味わいながら

ようやく起点に。周囲を見渡すと鴨宮方面にはバッティングセンター金太郎やガスタンクなどの景色が－。この時期は雑草が生い茂っていて道幅が狭く感じる場所もあるので、焦らずゆっくりとペダルを踏む。

コース上にはトンボや蝶が舞い、右手の酒匂川では水鳥がくつろいでいる。左手の小田原ドライビングスクールを超え、小田原厚木道路（国道271号）の下を通り抜けると間もなく1kmの標識が見えてきた。

酒匂川サイクリングコース 小田原側起点から1km付近の風景

まずは1km地点、小田急線「螢田駅」エリアに到着。用水路には小魚や鯉も視認できるのどかな自然の原風景。一旦自転車を降りて用水路にかかる橋を慎重に渡り、先を目指す。令和の今、かつて釣り人で賑わっていた「ひょうたん池」は、残念ながら面影すらない。。。

県道717号「沼田国府津線」の富士見大橋を超えると、左手に東富水小学校、そしてFリーグ湘南ベルマーレフットサルクラブの本拠地でもある小田原アリーナが。鮎釣りスポットとしても有名なこのエリアは、見晴らしも良いからか散歩やジョギングする人の姿も多い。（※酒匂川での釣りに関しては「酒匂川漁業協同組合」をご参照ください）

酒匂川サイクリングコース 小田原側1kmから2km付近の風景

秋の気配を感じつつ２kｍ地点に。西へ向かうと小田急線「富水駅」が。一般的に不動産業界で換算される「徒歩1分＝80m」、「自転車1分＝250m」で計算すると理論上はここまで8分ほど。ただ、安全最優先かつ写真撮影の度に自転車から降りていることもあり、15分ぐらいかかったような。西へ行くと「尊徳記念館」へ。

徐々にコース両脇も整備され、すれ違いや追い抜きの際にも道幅に余裕が生まれてきた。水神はじめ、しばしば見られる石碑が、歴史ある酒匂川沿いであることを物語っている。

酒匂川サイクリングコース 小田原側2kmから3km付近の風景

このあたりから本格派サイクリストの姿も増えてきたような。皆、譲り合いの精神ですれ違いざまの挨拶や笑顔が心地よく感じる。自転車に乗る機会は多いが、サイクリングコース挑戦は今回が初めて…。

酒匂川サイクリングコースは文字通り酒匂川沿いを走るので、迷うこともなく初心者にはおススメかも、と実感しつつゆっくりと。松並木から漏れる陽光も幻想的で、ジブリの世界観を彷彿とさせる。と感慨深げにペダルを踏むと小田急線「栢山駅」エリアの4km地点に。

酒匂川サイクリングコース 小田原側3kmから4km付近の風景

酒匂川サイクリングコースの中間点、5km地点まであと1km。小田原城北工業高校を左手に、景色を堪能しながら酒匂川上流へ。二宮金次郎こと二宮尊徳ゆかりとされる松並木に見守られているような気も。

酒匂川の氾濫対策や資材確保など、当時の情景をぼんやりと描きながらゆっくりと進む。酒匂川を挟んで東側には大井高校も。無事に5km地点に到着。ふぅ。ソルティライチで喉を潤し、いざ後半戦へ。後編はこちら

酒匂川サイクリングコース 小田原側起点4km～5km付近の風景

【data】 酒匂川サイクリングコース

【起点】小田原側起点・終点
【終点】山北側起点・終点
【距離】片道約10km
【日時】2022年9月下旬　午前9：00～11：30
【天候】晴れ、気温24度前後
【自転車】電動アシスト自転車パナソニック ティモ・S（26インチ）
【撮影写真】本コンテンツの写真は全て酒匂川サイクリングコースを走破した2022年9月下旬に撮影。酒匂川サイクリングコースの雰囲気をより正確にお届けするため、画像加工はほとんどしておりません。

■小田原style■
 小田原styleは「オダワラの魅力を、多角的に。」をコンセプトに、小田原市内を拠点にフリーランスでWeb marketing & promotion事業を展開するarawadoが2022年夏から制作・運用するWebメディアです。現時点でのカテゴリは「spot」「gourmet」「lifestyle」「pride」「column」で、それぞれのテーマは下記になります。 

・spot…小田原をはじめ西湘エリアの観光地や景勝地、SNS映えするような場所の紹介。  
・gourmet…小田原をはじめ西湘エリアの名産品、飲食店などグルメの紹介。 
・lifestyle…小田原をはじめ西湘エリアのジムや習い事、サークルなどライフスタイルの紹介。 
・pride…小田原をはじめ西湘エリアが誇る企業・団体・人物・イベントなどの紹介。  
・column…小田原をはじめ西湘エリアに関することを自由気ままにコラムで紹介。

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